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狂犬病予防法関連

明治以後の犬に関わる法令の現代語訳

1873年(明治6年)4月2日

東京府は3月中に狂犬病が流行したため畜犬規則(東京府坤第49号)を布達。畜犬規則の嚆矢(*物事の始まり)とされる。[東京日日/本邦狂犬病に関する調査] *犬の現代史(現代書館)p.192より引用

1881年(明治14年)5月18日

警視庁布達甲第26号。畜犬取締規則を改定し、7月1日より施行[警視庁広報](畜犬の登録、首輪、狂犬病の届け出、撲殺の義務づけなどの制度上の犬捕獲事業を開始。この時代の狂犬病防疫対策は、犬を撲殺をすることにより行われる)
同日、警視庁布達56号。畜犬処分心得、獣欄規則を制定。[警視庁広報](無標の迷犬を寄置するための獣欄を設置) *犬の現代史(現代書館)p.192より引用

1896年(明治29年)3月29日

獣疫予防法発布。家畜保護と畜産振興のため。これにより、各府県で畜犬取締規則を制定。[医制百年史] *犬の現代史(現代書館)p.193より引用